横八会員投稿 No.395

題名 四季の栞、故郷の味
投稿 伊藤 博 (7組)
掲載 2009.12.12

四季の栞
 

              故郷の味

北陸・富山県はキトキト(新鮮)の魚介類の宝庫である。特に冬が旬で種類が多くの
グルメは涎が止まらない。

「鰤起し」と呼ぶ寒雷が轟く頃の鰤はひときは脂がのって刺身が銘酒の地酒にピッタリ。
しんしんと積もりゆく雪を忘れて、舌鼓を打ちつつ至福の刻が流れる。
そして、あの「ずわい蟹」(越前蟹)の季節でもある。

氷見と伏木が合併して増えた小学校6年生全員(総数約3000名)の給食に、
なんと!毎年1回あの「ずわい蟹」が一人一匹ずつ振る舞われるとは嬉しくなるお話しである。

この試みは5年前より実施されているのだが、当時の首長の思いが籠められている。

子供達は将来いずれは全国各地に散って生活する事になろうが、この天下に名だたる
「ずわい蟹」の味をいつまでも忘れず、誇りを持って故郷を想い出して欲しいと願って
始めたという心暖まるエピソードを聴いた。

「ずわい蟹」は浜値でも決して安いものではない。漁師も市場に出すのを割いてもこの試みに
喜んで協力する姿勢は金銭に変えられぬ価値があり、小学生の想い出として心に深く刻まれて
ゆくであろう。

その思いを彼らが知るのは何十年も先のことになるが、その頃は多分これを始めた先達は
すでにこの世にいない。人は死しても志しは生き続ける好例である。

閑話休題。さて、故郷・横須賀の味は一体何であろうか?

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