横八会員投稿 No.316

題名  歴史探訪、信長時代の城
投稿  伊藤 博 (7組)
掲載  2009.02.17

歴史探訪

              信長時代の城

現存する日本最古の天守閣はいずこにありや?

実はそれが越前の丸岡城と知る人は少ない。

頃は今から400年以上前戦国時代、北陸地方は武士・郷士・僧兵の間に永年騒擾が絶えず、
天正3年(1575)
織田信長はこれら北陸地方の一向一揆を平定すべく大軍をこの地方に動員して攻略し平定した。

この恩賞として信長は柴田勝家に越前(現在の福井県北部の嶺北地方)を与えて守護職とし、
北ノ庄(今の福井市)に築城を命じた。

天正4年(1576)勝家が北の庄の支城として養子で甥に当たる伊賀守勝豊に築城させたのが丸岡城(別名、霞ヶ城)。
屋根が珍しい石瓦でふかれ、城郭建築史上の重要な遺構で国の重要文化財である。

昭和25年国宝に指定されていたが、その後の福井大地震で倒壊し、修理再構築された。

二重三層の天守閣は、入母屋造りの屋形に回縁勾欄付きの望楼を持つ形式は、犬山城や高知城と同様であり、
直線的な屋根の破風、太い出格子、黒い板壁などは初期天守に顕著な特徴である。

各層に銃眼や物見窓を設けている姿も戦乱期を思わせるものがあり、天守建築における過渡的な型を知ることがでる。
石垣は「野づら積み」の古い方式ですき間が多く、粗雑な印象ながら排水が良く、大雨でも崩れる心配はない。


           

           越前・丸岡城 T                       越前・丸岡城 U  

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