横八会員投稿 No.280  

題名 正三尺玉打ち上げ、新潟県長岡大花火大会
投稿 近藤礼三 (6組)
掲載 2008,08,03


日本の打ち上げ花火の名所のビッグスリーに挙げられ、その目玉はかっては我が国最大と言われた
「正三尺玉」を打ち上げる新潟県長岡市の大花火大会。

 
注:我が国の最大は数年前に千葉県九十九里浜の片貝海岸の4尺玉に地位を譲ったそうです。

花火の大好きな私はまたまた年を省みず、「長岡花火号で行く特別マス席で観察」、弁当知付き
¥13,500、というパックに単身参加しました。

8月2日、新宿駅集合午前11時15分迄、新南口の集合場所に揃った参加者の顔ぶれは、前回の5月
連休直後の「黒部,立山」に比べると、今回は時期が夏休みのため、若い世代もかなり加わって
いますが、やはり高年齢層が主力です。

臨時貸切の列車がホームに到着、車両は30年以上前の東海道在来線の花形特急「旧こだま号」。
こちらもかなりお年を召していますが、現在も貸切列車として健在で、全8車両がJTB貸切満席という
人気パックです。

新宿発午前11時54分、長岡駅着は16時41分で所要4時間47分。
新幹線は東京から1時間45分で行くというのに、この列車、途中の数駅で腰を据えて時間調整で停車。
この往年のエースも停車中は冷房能力が猛暑に追い付かず、車内の室温は30℃を越え乗客は大汗だく。
でも長岡駅には定刻にぴたりと到着しました。

先ずは駅の混雑、隅田川や横浜花火大会程でありませんが、かねてより聞いていた評判通りの相当な
人出で、長岡市として年最大の行事として官民総出の大張り切りで目抜き通りは花火一色。
駅から会場までの約2Kは見物客の大行進です 。
通常は30分程度で行ける道程も添乗員の先導旗に従うと1時間は必要のようで、私は失礼し人をかき
分け孤軍先行し花火会場に到着。

ここで会場を説明しましょう。
信濃川の広大な河川敷のこの一帯の上流側には長生橋(851m)、下流には大手大橋(878m)が架かる約2K
の両岸の区間がメインの見物場所、二つの橋の両側がサブのようです。
花火は長生大橋の上流が大玉、中間が中球、大手大橋の下流が小玉の打ち上げ地点、そして二つの橋は午後
7時から10時まで交通を遮断し、欄干には仕掛け花火が吊るされます。
我がパックの見物席は二つの橋が見えるメイン区間の左岸、河川敷のテニスコートに特設された有料マス席の、
2m×2.5mのスペースに6人、国技館に比べればまあ良心的なサイズでしょう。

午後7時15分打ち上げ開始。
全て県内企業のスポンサー付で大小各種の計41回の花火が打ち上げられました。
この不景気によくぞ県内だけのスポンサーが付いたもので主催者の苦労が察せられます。

凄い、凄い、ヤッター。
横浜の3大花火を見慣れている私も感激する素晴らしさでした。
期待の大目玉「正三尺玉」の打ち上げはただの1発だけ。小玉、中玉、大玉と連続して打ち上げその巨大さを
演出しましたが、残念ながら見物席からの場所が遠く、その凄さの実感はイマイチというところでした。

打ち上げ終了午後9時15分。
駅に戻る信濃川の2橋をしかけ花火に使用しており午後10時までは通行をシャットしており、
解除までは川原に待機、往路と同じ道を混雑の中で駅に辿り着いたのは午後11時近く。
暑い、汗びっしょり、とにかくビールが飲みたい。
駅前の飲み屋さんは11時で閉店、年最大のかき入れ時なのになんて真面目なのだろう。これが長岡藩の
伝統なのかも知れませんね。
駅前のコンビニでようやく缶ビールにありつき大缶を一気に飲み干しました。

帰路は長岡発0時34分、往路と同じ車両で同じ座席。列車は往路以上に数駅で時間調整のため長々と
腰を据え新宿着は予定通りの午前5時55分。所要5時間21分の長期戦でした。
新宿駅からの湘南新宿ラインの始発は6:40、久々に品川経由で我が最寄の東戸塚へ、
自宅着は7時半。早朝からの猛暑に体力勝負に強い私もゲンナリ。
家内が今回も同行を断ったのが正解のようでした。

            自由観覧席の打ち上げ2時間前、各自ブルーシートで陣取りが
            終わっているようで余裕たっぷりの様子でした。  
    
    右岸堤防上の一般自由スペースと         一方右岸の堤防上の一般自由スペース。
    最賓客用の船上の超特等のマス席     
  右岸左岸のどちらを選ぶか
                                それぞれフアンのお好みがあるようです。

 

             私はパックさんご指定のマス席のおじさん達と空を見上げて
            

         総2時間、計43回の様々な種類のの花火が豪勢に披露されました。
  

  

さて、司馬遼太郎の小説「峠」の主人公「河井継之助」の舞台である長岡市、
私はかねてより長岡市に興味がありました。
下記について興味のある方はクリックしご覧ください。

     長岡の花火発祥の謂れ、長岡藩及び河井継之助の人物に関して
     長岡大空襲に関して 

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