横八会員投稿 No.274 

題名  ウノ目タカの目、地名商標放置の付け
投稿  伊藤 博 (7組)
掲載  2008.06.30
           
             ウノ目タカの目、
地名商標放置の付け

中国商法は、時代が変わろうとも本質は変わらない。

急激な経済成長で生まれた富裕層向けに、日本産の安全で美味な高級食材の需要が増えている。
公私で賄賂が浸透している社会の背景もあって、特に日本産果物は贈答用にも人気があり、
林檎が一個千円で売られている例もある。

そこに目を付けて、なんと、日本の果物生産地の地名が中国で商標登録されていたのが判明した。
果実の輸出が本格化してからまだ2〜3年。中国産の「青森林檎」は我が国の果実生産者にとっては
迷惑千万な事態である。

そこで、地名侵害の不当を申し立てても、特許・商標の先願優先の原則の壁があり、解決に5年はかかる。
一体、どれほどの地名が中国で商標登録さえているかはまったく不明で、これからモグラたたきで
対応する以外にない。

今まで輸出していないという理由で、海外に商標や特許を出願していなかった付けが厳しい現実となった
事例である。

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