横八会員投稿 No.261

題名  その1  芍薬    その2  ウノ目タカの目 神話の話
投稿  伊藤 博 (7組)
掲載  2008,05,17

その1 芍薬

   

   

               


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その2
       ウノ目タカの目

              神話の話

記紀が述べるような建国に纏わるような昔の話ではない。

世に、「国債」は政府が元利償還の完全履行を保証しているので、
一番安全な金融商品との神話がある。
その安定性を支える根拠は、景気動向により業績が左右される民間債権に比して、
返還する財源が確実な租税収入で担保されているから、将来ともに安全だと
信じられている。

然し、そもそも国債は租税収入が足りないので歳入不足を補うために発行せざるを
得ないものである。
従って、根本的な財政状態が改善されない状況が続く限り、借金返済のために
新たな国債を発行せざるを得なくなり、古い債務を返済するために新たな債務を
積み重ねるサラ金地獄の多重債務者の状況に等しい。

 2001年6月の経済財政運営煮関する基本方針に関する閣議決定では、
過去の借金の元利払い以外の歳出は新たな借金に頼らない(プライマリーバランスの黒字化)
を目指すと唱っている。では、それ以外の新たな不足分はどうするのか。

借り換えをするとしても、「新規債務」は利払い分を含んだ増えた元本に新しい
金利が上乗せされる。
利払いを借金で賄う限り、借金残高は未来永劫に自動増殖のメカニズムで増殖し
続けて止むことはない。

徳政令やモラトリムを簡単に出せるご時世ではなかろう。

他方で、我の国の外貨準備は米ドル。
ユーロや元の動向を睨んで、ドルが基軸通貨の地位の神話をいつまで支えられるか・・・。
資産が紙切れにならないように、今から何にヘッジしておくべきかは将来を大きく
左右する今の課題であろう。

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