丑寅エイト 寄稿 No.164

題名   ああ!か弱い我がパソコン
寄稿者  近藤礼三 (6組)
掲載   2007.02.12

2月8日朝、僅か3日前に高額の修理代¥52,000を支払い引き取ってきた我がパソコンは再度の故障し
入院しました。
これまでパソコンは機械的なトラブルが生じても修理費はたいしたことがない、とたかをくくって来た私の
考えの甘さに猛烈なカウンターパンチを食らったようであります。
そこで皆様へのご参考になればと思い、我がパソコンに関する履歴と教訓をまとめてみました。

1.初代我がパソコン
  1997年、コンサルタント会社に転職、先ずはパソコンに精通していないと蚊帳の外に置かれることを
  知らされました。
  そこで高中年が若者に対抗するには金力のみ。パソコンを自宅に備え慣れ親しもうと涙の決心。
  そしてどこのメーカーのどの製品を選ぼうかなと物色しました。
  今から10年前のパソコンは性能は今よりかなり落ちるのに、値段は現在の3〜4倍と相当高価な
  買物でした。
  結局カタログを片手に性能と値段を対比の結果、当時日本へ進出したばかりの外資系のGateway
  のノートパソコンを大枚40万円を投じて購入しましたが、結果的には失敗のようでした。
  
  なぜかと言うと、当時の私はパソコンはど素人、外資系パソコン業者の特徴は、当時日本人には不慣れ
  な問合せは全て電話にて申し付けるというシステムです。       
    * 今は日本のパソコンメーカーも外資系を真似、相談は原則的には電話。
      長い待ち時間、初心者は対話もトンチカンで苦労します。

  さて、Gatewayは日本市場の調査が不十分なのか、アメリカ流のシステムをそのまま採用したものの、
  受入れ体制が不十分のため、昼間に電話を掛けても繋がることは稀で、結局家族が寝静まった
  夜中に問合せるという始末でした。
  結局、世界に冠たる日本流の行届いた商売が当時は当り前であると思っていた我ら日本人には、
  Gatewayのアメリカ流のドライな電話対応のシステムは嫌われたようで、Gatewayは売上げ不振で僅か
  数年で日本から撤退してしまいました。

     * Gatewayと同時期に日本に進出した外資系のDellは、Gatewayの失敗を研究、電話対応の
       サービスの良さを強調、価格も日本メーカーの7掛け程度の広告が連日の新聞に載っています。
       しかし我等の年代には外資系は何となく不安になります。

2.2代目のパソコン
  今から10年程前、欧米に行かれた方は当地のパソコンの値段が日本に比べると、アプリケーションが
  簡単でも値段がかなり安いので驚かれたのではないかと思います。
  一方国内では、その時期から多くの家電やカメラメーカーがパソコン商売に旗を揚げ生き残りの競争が
  始まり、質の向上と共に値段も下がり始めましたが国内メーカーのパソコンの値段では外資系に敵い
  ません。
  そこで国内のメーカーは、日本人好みの盛沢山の仕様で勝負との戦略で進み、基本機能と
  ソフトだけ、その代わりに値段を安く抑えた外資系と、値段は高いが中身が盛沢山の国内物に
  分かれました。
  
  初代のGatewayに懲り、使い易そうな盛り沢山の国内品の仕様に負けた私は、まだ使える初代
  パソコンに別れを告げ、2003年9月、実用上は問題の無かったGatewayに別れを告げ、日本メーカーの
  製品に買換えました。
  選んだのは当時の最新鋭、FUJISTUのラップトップ、FMVL22DMという型式です。
  メモリーを2倍に増量し、値段は\259,014 というレシートが残っております。
  以降このパソコンを利用し皆様に横八ホームページを作成しお届けしています。

  さて、購入後3年と4ヶ月間、特に大きなトラブルもなく順調に機能しておりましたが、孫誕生を機会に
  購入したビデオカメラから、1月中頃の夜、DVDを作っている時に突然フリーズ。
  苦心の手当ての末、なんとか動き出したもの、動きが極端に遅くなり実用になりません。
  結局修理に出した結果、故障原因はハードデスクの破損で、修理費が何と¥52,000でした。
  今更ながら購入時に保険を掛けなかったことが悔やまれました。
  
  ちょうど今の時期はOSがWindows XP から Windows Vistaへ移行する時期でもあり、買換も
  考えましたが何しろ購入後僅か3年4ヶ月目、涙を呑んで修理を依頼、初期化され裸になって戻って
  来たのが2月5日でした。

  その後手持ちのアプリケーションや保存データーをインストールしどうやら使えるようになった3日後の2月8日。
  突然プツーンと言う音と共に、こんどはマウスの矢印が画面中央にデーンと座ったまま、マウスやキーボードに
  全く無反応状態になりました。

  テクニカル・サポートに相談しても再生不能、前とは別系統の機能の故障、しかもなかなかの重症のようで
  自力では直せません。
  結局、前の修理に持ち込んだヤマダ電機へ再び持ち込み*、修理受取後の3ヶ月以内の故障は無償
  修理の条項の適用を主張し修理を依頼、12日現在入院中です。
    
    * 自宅引取り配達の方法もありますが、出費を節約のため、私はラップトップの重量14.5kgの
      パソコンをタオルで包み海外旅行用の大きなケースに入れ総重量約20Kg, まるで海外旅行
      でも出掛けるように電気屋まで持込みます。
  
  ああ、脆弱で情けない我がパソコンです。
  さて、パソコンが無いと何かと寂しい気持ちで、横八Hpに親しんでいる方々にもご迷惑をお掛けします。
  そこで普段は殆ど眠っている家内用パソコンを使うことにしました。
  この家内用のパソコンというのは、数年前これからは主婦もパソコン知識が必要であることを話し合い、
  当時流行ったプリンター抱き合わせの格安パソコンを購入、家内も当初はパソコン教室に通いパソコンを
  覚えようと意欲がありましたが最近はトーンダウン、このパソコンは謂わば休眠状態のようでした。
  そこでこのパソコンを呼び覚まし、この寄稿を作成しているところです。


3.我が教訓と皆様へのアドバイス
  現在殆どの国内製品は黙っていても購入後1年間はメーカーの無償補償が条件付けられています。
  しかし、品質では世界に冠たる日本製品はその期間にトラブルことはまず稀でしょう。
  私の経験からパソコン及びその周辺機械は、購入後3年目を過ぎた頃から故障が出始めるようで、
  しかも修理費はべらぼうに高いです。
   * プリンターの場合は3年目にトラブル、その修理代は新規購入価格に近いという有様で、結局
     修理は馬鹿らしいということになりました。
   * つまり製造は人件費の安い発展途上国、修理は人件費の世界一高い国内という体制の
     必然の結果は、日本人が物を粗末にするという悪習慣の要因になっています。
  
  本題に戻りまして、最近、殆どの販売店はセールスポイントに、購入時価格の3〜5%の上乗せで5年間
  補償を条件としています。
   * 量販店の中には追加支払いなしに5年間補償を掲げているところもあるようです。

  私は2代目パソコンの購入時、当面の出費を抑えるため、この補償を掛けなかったのが裏目に出て
  高額な修理費を払うはめになりました。
  そこで
   
「今後皆様がパソコンに購入時、是非この条件を付加することをお勧めします。」
  この選択は購入数年後、恐らく有功に働くと思います。

                                                 以上

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