横八会員投稿 No.331

題名 我が家の地デジ変革
投稿 近藤礼三 (6組)
掲載 2009.04.27


完全地デジ化は2011年末、まだ2年7ヵ月先の話です。
しかし政府は給付金が国民の手元に届くチャンスに、地デジテレヒに買替の意欲を焚きつけようと、
推進コマーシャルに人気タレントの草薙剛を用いて旗を振り上げたその矢先、当人が大虎のスッポンポンになり
警察に御用。怒り心頭に達した鳩山総務大臣が「最低の人間だ!」と扱き下ろしたまではいいが、
今度はフアンから反撃を喰らい、翌日には取り消すなど、レベルの低いお話が起きたこの時期に、
我が家のテレビは地デジ薄型46インチの大画面に代わりました。

そろそろ地デジ対応のテレビに代えようかな、と考えている方もいるのでは思い、我が家の地デジ
変革の流れをまとめましたので、これから代える方の参考になれば幸いです。

1.ピアノの処分
  我が家の配置は応接間の片面の1畳半分(2.7m)幅に縦型ピアノの隣に32インチ旧テレビが仲良く
  収まっており買替テレビを現在のテレビのスペースに収めるとなると、頑張っても40インチ以下のサイズ
  が精一杯、さりとて全体の配置転換は不可能な取合いになっています。
            −文末の写真参照ー
  
  しかし、なけなしの大金を叩いての薄型テレビへの投資、この際は涙を飲んでピアノを犠牲に
  しようという結論に至りました。
  ピアノは30数年前、娘のためにと当時の給与では破格の出費、ピアノはその後我が家の最上場所
  にデーンと居座りましたが活躍はごく短期間、娘不在の後は飾り物に近い存在でした。
  狭い我が家に大画面テレビ導入はピアノの処分からスタートしました。
  
  今の時代、タダで差し上げます、と言っても容易に引取ってくれる人は見つかりません。
  処分先をインターネットを利用し、5か所から届いた売却値は3万円〜6万5千円でした。
  結局、最高値の6万5千円の業者に引取りを依頼、4月16日業者が来宅し人力搬出を
  試みましたが、廊下の曲がりが切れずギブアップし一旦庭に運びクレーンで吊る作戦に変更、
  翌日クレーン車到着後、作業時間は僅かの9分、クレーン代使用分1万円が減額され5万5千円が
  支払われ、ピアノはあっけなくも何処へと去って行きました。
 
2.買い替テレビの機種選定、そしてどこで買おうか。
  機種選定に際しては下記を選定のポイントは次の通りです。
   1.高齢化による視力の衰え、食卓からの画面までの遠さ、画面迫力を総合を総合し
     画面サイズはを決めよう。
   2.消費電力の少ないことが条件だ。   
  
  そこで画面サイズは46インチの液晶タイプに決め、5メーカーのカタログを睨めっこの結果、ブルーレイ、レコーダー機能の
  付きでその分割高なシャープ製品とレコーダーは別途必要だが消費電力が最少のSony製品の比較になり、
  Sony Bravia, 形式「KDL-46V5-W」に軍配が上がりました。
  
  次は買い方です。
  ご承知のように横浜は家電屋の激戦区で大小様々な店がありますが、数年後に生き残るのは多分
  ヤマダデンキとヨドバシ・カメラの2社で他は疑問詞が付きそうです。
  そこで2店を回り店頭価格をメモしインターネットの価格Com を加えた3候補の比較検討表を以下に作りました。 

価格 ポイント値引 その他 実質値段
ヨドバシ・カメラ横浜西口店 \217,200 10% ナシ \195,480
ヤマダ・デンキ横浜本店 \258,000 15% ナシ \219,300
インターネット、ヤフーショッピング \199,800 ナシ 支払手数料+送料 加算分プラス
インターネット 価格Com、最安値 \167,860 ナシ 上記無料 \167,860

  値段の差は大きいでしょう。となると最安値に魅力があり、インターネットの最安値で購入を決定。
  家内の「インターネット危険ではないの」という声を無視し、5年保障付加\9,000を加えた\176,880を
  午後に銀行振り込み、翌日の午後には製品が自宅に届くという手際の良さに加え自宅に届くまで
  製品配送の経過がインターネットで追えるという安心さには感心しました。
  インターネット購入は危険という見方はある程度は当たっていますが今回は◎印でした。

3.既設テレビの処分
  32インチのブラウン管既設テレヒの購入は6年前、故障ナシ映像は購入時の鮮明なままなのに、2年以内に
  処分される有期刑の身です。
  自宅前を通る流しのおじさんの「無料で引取ります!」に応じるには偲びません。
  さりとて知人や施設で無料で引取ってくれる相手の目安はなく、あっても重量60 KGを動かすには大人2名
  が必要です。そこで、近くの古物引取り3業者を回った結果は下記の通りでした。

   A業者:出張引取、\3,000、但しテレビ台はお断り。
   B業者:散々ゴタクを並べて、出張引取\2,500、テレビ台も一緒でOKとは言うものの気に入らず断りました。
   C業者:2年後に使用不可が運命のテレビに魅力ナシ、引取って買い手が現れないと処分代分でマイナスだと断り。
  
  結局A業者に決め、4月25日、引取りお兄さんは、画像を眺めて鮮明な映りながらも引取る無常を感じつつ、
  荷台に載せ、\3,000を払い去って行きました。
  そしてぽっかり残ったテレビ台に到着した新しいテレビを据えて試運転開始。
  さすがに液晶のきめ細かい映りに時代の趨勢を感じました。

4.新しいテレビ台
  これまでのテレビ台でも間合いますが、気分一新のためテレビ代も交換することに決めていました。
  近傍で若人にこの数年人気が高いのは「イケヤ」。
  新横浜駅と第3京浜港北ICの近くと体育館のような巨大な店舗に数百台規模の駐車場を構え、休日は
  近隣道路が渋滞するという若者には大人気の店です。
  そこは自由の我が身で平日に出掛け、両店舗を回り品物調べ。ついでに高級家具のカリモクにも立ち寄り店内を一巡。
  お値段は若人の店「イケヤ」の品は1〜3万円、高級家具店「カリモク」の方は12〜16万で一桁の差があります。
  
  我家の余裕や夫婦余命を考えると高級品への投資は無駄です。
  「イアヤ」の店の特徴は自分で運び自分で組立て値段も程ほどいうのが建前で、日曜大工が趣味の私には合っています。
  しかし何故か選んだ品は組立済、配達無料のサービス品扱い、その分配達は5月4日と遅いですが急ぐ必要もなく。
  現在到着待ちです。
  
  一方残ったテレビ台は、近所に主婦数人で開いている手作りの施設があり、そこのおばさんに通り掛かりに話した
  ところ引取り大歓迎、但し運んで来てちょうだいと言うので近日中に私が道路をガラガラと転がし届ける予定です。

5.レコーダーの購入
  新規テレビは最新のブルーレイ/DVDレコーダーと一体になり、始めて威力を発揮するようですが、テレビとレコーダーが同メーカーの
  製品に限り、テレビのリモコンが共用出来るという商魂の汚さがまかり通っているようです。
  そのため、Sonyのテレビを買ったからにはレコーダーもSony製品に必然的に縛られるとは、情けないと言わざるを得ません。

  そこで、Sonyのレコーダーのカタログとにらめっこでテレビの購入時と同要領で下記の比較データーを作りました。
      
     製品はBDZ-X95に決定
      価格 Comの人気銘柄中第5位、 Sonyのブルーレイデイスク/DVDレコーダーカタログに掲載7種目中の価格はNo.2の
      ハードデイスク容量500GB。「高品位な映像と音を堪能できる」というキャッチフレーズに釣られました。
      レコーダーは今や何十種類が店頭に並び、値段もピンからキリまで実用には殆ど差は無いのに、我が根性の弱さです。

価格 ポイント値引 送料、支払手続き料 実質値段
ヨドバシ・カメラ横浜西口店 \134,000 20% 店頭値札表示価格
5年保障料金5%を加えると
\107,200
ヤマダ・デンキ横浜本店 \136,000 22% 店頭交渉結果、
5年間保障付加
無料
 \105,690 
インターネット 価格Com、最安値 \109,935 ナシ 支払い手数料、送料、
5年間保障付加を加えると、
\2,000+5,500=\7,500
\117,435
程度

   上表でお分かりの通り、インターネットは必ずしも最お買い得ではありません。
   パソコンで懲りたように高密度のハードデイスクは5年以内に必ずトラブルが生じる可能性が高く5年保障付加が必要です。
   勝負あり、ヤマダ・デンキに決めて購入し現在商品の到着待ちです。

5.配置、最終設定
  新規テレビの最終設定はテレビ台が到着後に台に据えてから行います。
  また設定にはDVDの元祖で仮眠中のパイオニアのレーザーデスク、そしてVHCのビデオも接続する計画です。
  両機器の結線図が見当たらず、結線は素人の経験と感が頼りなので多分半日以上の仕事になるでしょう。

6.地デジ変革に要した費用と日記録

項目 収入 支出 差引 備忘録
1 古いピアノ売却 55,000

4月17日
2 新規テレビの購入代金の振込
167,860
4月21日
同振込送金代
420
自宅に到着


4月22日
3 古いテレビの売却 3,000

4月25日
古いDVD, 手元スピーカーの売却 350

4 新規テレビ台の購入
29,800
4月22日
同自宅に到着


5月4日予定
5 ブルーレイデイスクの購入
105690
4月27日
   合計 58,350 303,770 245,420

  合計\245,420、年金生活者には大きな出費です。

  さてーと、
  給付金\20,000が手元に届いたら、これでチューナーを買い今のテレビに取り付ければ懐は痛まずに済むのに。
  私は無駄使いでしょうか、新らしものに飛び付くおバカさんか、それとも残り少ない人生を世間に遅れずに過ごそうと
  いう足掻きなのか。
  
  アナログテレビを使っている方は我がまだまだ周囲には大勢いますが、2年半以内にテレビが見られなくなるご時世です。
  どうクリアーしますか? 恥ずかしながら私の例を披露した次第です。

  付記:今回購入のテレビは省エネ対象品。5月15日以降購入した場合は価格の10%の割戻金が
     あるという政府決定を知ったのは、テレビ購入の振込のその日の夕刊と夜のTVニュースで知りました。
     急ぐ必要もないのに家内から甘いと言われましたが、あとの祭りでした。


     明日は何処へ運ばれて行きます。最後の演奏をグリーンに輝く照明の下で。

    
  翌朝9時15分にレッカーが到着、二人が庭へ運び出しレッカーで吊上げトラックの荷台へ。
  その間の時間は僅かに9分でピアノは何処へと去って行きました。


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付記
4月30日、電気製品を処分した古物店Book Ofに出向き、我が家の買取られた品々は
いかにと陳列棚を見たところ、下記の正札が付いて並べられていました。
    
  * ¥3,000で買取られた32テレヒば¥18,500
  * ¥150で買取られたSonyの手元スピーカーは¥2,500
   * \100で買取られたDVD は売れてしまったのか見当たりませんでした。

閻魔大王に舌を抜かれるかも知れません。