横八会員投稿 No.326

題名  歴史探訪、吉野山
投稿  伊藤 博 (7組)
掲載  2009.04.05

歴史探訪

                吉野山

延元元年(1336)後醍醐天皇が潜行して行宮とした吉野朝・四代五十四年の地。
吉野山は京から電車でも約2時間かかる山奥である。
今春はやや気温が低いので、全山あたかも霞たなびくような山桜に包まれるのは4月半ばを
過ぎるであろうか。

修験道の開祖・役行者が建立した金峰山寺蔵王堂(国宝)の眼前に、大塔宮護良親王の陣跡がある。
敗れて悲憤の内に鎌倉に送られたその道中の長さが偲ばれる。

鎌倉二階堂の鎌倉宮(旧官弊中社)は護良親王の幽閉された土牢があることで幼少のころより
身近に親知してきたが、改めて吉野山から南朝の悲運の歴史を振り返ると、心中の琴線に触れる
ものがある。
役行者の目には如何に映っているのであろうか。

       花にねて よしや吉野の吉水の 枕の下に石走る音   後醍醐天皇

      南朝の最期                     修験道の開祖
  

                 吉野山・金剛山寺蔵宝堂(国宝)

               

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