横八会員寄稿 No.154

題目  歴史探訪、鎌倉海蔵寺
寄稿  伊藤 博 (7組)
掲載  2006.10.29

          歴史探訪海蔵寺

鎌倉の扇ガ谷の北奥にひっそりと佇む海蔵寺は、鎌倉御所・足利氏満の命により
上杉氏定が再建した臨済宗建長寺派の古刹である。

寺の縁起によれば、本尊は寺の背後の山から発掘された仏面を胎内に納めた薬師如来。

開山の源翁(げんのう)禅師は、これに触れるすべての生物を殺す那須の殺生石を、
念力を以て杖で一撃のもとに打ち砕いた伝説で名高い。

この殺生石とは、鳥羽天皇を悩ました病が実は白狐の仕業と判り、逃げた那須野で
追いつめられて討手の三浦義明により退治されたが、その白狐の怨霊が石と化して
人々を苦しめていたものと言われている。

金槌を別に玄能(げんのう)と称するのはこの伝説に由来するのを知る人は少ない。

             庭園                            薬師如来
   

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