横八会員投稿 No.712

投稿者:成瀬哲郎
題名:位野花氏レポート:急増する国境の壁
掲載:2017年9月5日

位野花さんからの中東レポートご紹介します。
「メキシコの国境といえば、フランク・シナトラの「故郷の南(サウスオブザボーダー)」を
想い出す方もおられると思います。
しかし、昨今のメキシコ国境は、そのようなロマンチックな話ではなく、トランプ大統領の
目玉公約で米国とメキシコが激しく対立し、政治問題としてクローズアップされています。

中東での国境の壁は、どうなっているのでしょうか。  位野花 靖雄



編集者付記

私が中近東に関係したのは1972~1981年の約40年前、当時は時間が空いた時はレバノンからシリアへぶらりと
ビサなしで日帰観光、クエイトは比較的お酒が楽に飲めるので立ち寄ったり、危険など全く感じないで足を延ばしました。

またサウジアラビアの国境警備は厳しいと聞いていましたが、取締りの主要目的は酒類だったようです。
サウジは酒は中近東で最も宗教的戒律の厳しい国で、飲酒は全て刑罰、しかしお酒が飲みたいのは人類共通の欲求です。
そこで密輸のお酒は闇で高価に取引されるので、国境の役目は密輸を取り締まるのが主要な業務なのでした。

しかし、僅か40年後の現在の国境警備の主要な任務は、テロリストの入国阻止と難民の流入防止等の殺伐たるものに
変わっているようです。
なぜ、暗い方向に変わったのかは様々な原因があるでしょうが、我々の現役時代の海外業務はあるいは最良の時代
だったのかも知れません。

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