横八会員投稿 No.702

投稿者:成瀬哲郎
題名:位野花レポート、イスラームと断食
掲載:2017年5月11日




付記:  私のラマダンの記憶   近藤

私は現役時代にサウジアラビアに現地工事で滞在、ラマダンを数回経験しました。
回教徒ではない我々は断食を強いられることはありませんが、ラマダン中は回教徒の前で飲食は
慎むのは当然ながらの常識です。

ラマダン期間は約10日、回教徒は戒律により日中は食事をせず家に籠っているようで、普段は雑踏の
スーク(アラビア語で市場)も照りつける太陽の下で静まり返っています。

ラマダンに関し特に記憶に残るのは、回教徒が絶食のため気性が荒くなり交通事故が増えることでした。
朝太陽が出てから陽が沈むまでは食は厳禁ですから空腹は避けられません。

そこでイライラ、コーランを大音響で響かせ車を運転するのですから事故の確率は普段よりも多くなります。
一方通行のハイウエイで時速
150キロ以上で正面衝突は日本の常識では考えられない凄まさ、
これらの壮烈な現場を週に2,3度見た後は、身のすくむ恐ろしさを感じました。

付記:

回教圏でも毎年、ラマダン:日中の絶食、ハジ:巡礼という二大行事のゴールデンウイークがあります。
各々の時期はアラビア歴で決められており、一年の日数が西洋歴と異なるため、西洋歴とのズレがあり
今年はいつから始まるのか、アラビア歴で確認することが必要です。

勿論内容も時期も日本の二大行事とは異なりますが、ラマダンはどちらかというと猛暑の夏の時期が多く
日本の盆休みに似ており、ハジは冬季に多く、日本の正月休みに近いなあ、と感じました。
但し、西洋歴とのズレのため、その反対の場合もあるそうです。 

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