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4月14日21時26分、熊本県益域町を震源地としてマグニチュード7.0, 震度6.3の地震が発生、これが本震と思ったところが、
2日後の16日13時25分、程遠くない熊本市内にてさらに激しいマグニチュード7.3震度7.0の本震が発生した。
震源はいづれも地下約10キロ程度の浅い深度で、同地域の活断層帯に沿って発生し、8日後の現在に到るも余震が続く状態である。
テレビや新聞紙上でマグニチュードや震度という言葉が多く出てくるので、この際自分の学習のためにもこれら二つの単語を
以下に整理してみました。
地震の大きさを示すマグニチュードとは?
そして震度とは何か?
小学生の孫におじいちゃんの存在感を示すため、3年前の丑寅エイト第153回(2013年9月26日)にて
「関東大震災と横須賀」とのタイトルで話すにはと、苦心して作成したレジュメにアクセスし、以下復習しました。
先ず、マグニチュードとは特定地点に設置した地震計に記録された波形を、難しい数式に当て込み算出された数値で、
これは地震エネルギー強度、つまり地震の大きさを示します。
そしてこの数値は一つの地震につき、1数値しかありません。
ところでこのマグニチュードを算出するには学者間でも様々な計算式があるそうで、5年前の東日本大震災の時にも揉めたそうですが
難しい話は別にして、マグニチュードの値は対数のため、数値が1つ増えると10倍、2つ増えると100倍の地震エネルギーとなるということです。
対数とは懐かしい、確か高校2年、昭和30年の1955年、今から61年前に鈴木のカクさんから学び、忘却の彼方、頭脳の片隅に僅かの記憶。
以下の数式が地震エネルギーとマグニチュードの値の関係式とのことです。
Log10 E=4.8+1.5M E:地震エネルギー M:マグニチュードの値
これで納得しました。
因みに関東大震災はマグニチュードは7.9、熊本地震のマグニチュードは7.0、東日本大震災のマグニチュードは9.0ですから
東日本大震災は熊本地震の1000倍、関東大震災は100倍という桁違いの巨大地震だということです。
以上は地震そのものの大きさを示す値で、人が実際に感じたり、家屋や構造物、自然が破壊される強度を示す大きさを示す数値が震度です。
昔は各地に設置された地震計の計測結果に人間的判断が加わり微震、弱震、軽震、中震、強震、激震、烈震の7段階区分の仕分け震度が決められました。
現在では、各地の気象台及び各地に気密に設置された地震計測計が記録した揺れの大きさを、機械的に段階の定義に従い仕分けられるため場所により異なります。
日本においては、1884年制定、1996年改訂の0~7の0,1,2,3,4,5弱、5強、6弱、6強、7の10段階区分により震度が決められます。
気象庁の震度階級関連表をごらん下さい。
主要項目へリンク 20150622版
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