横八会員投稿 No.493

題名:新潟の村上藩、新発田藩そして佐渡、Discover Japan
投稿:近藤礼三 (6組)
掲載:2011.09.12

私の兄弟は男3人女2人の計5人、上は昭和8年生まれの横高4期の長男から下は昭和22年生まれの
簗瀬支店の妹まで、今のところ全員健全で横須賀や横浜に在住し、皆さまご存じの方もいると
思います。

横須賀下町の実家が喪失すると、集まるところがなく兄弟がバラバラになるのを防ごうと毎年1月と
5月に各々の孫を含めた一族が集まりガヤガヤと、そして年に一度兄弟夫婦一同で身近なところへ
旅行という、ささやかながらも、今のところ全員が健康で恵まれた境遇にあると言えましょう。

今年は9月4〜6日、新潟、佐渡の2泊3日の旅をしました。
台風12号が接近という予報でしたが、幸いその時点では勢力も衰えマアマアの天候、3日間の国内
旅行で、この年になり一同新潟、佐渡の歴史の勉強をした次第です。

私は国内外、相応の場所を訪れていますが、不思議と新潟、佐渡は今回が初めての地で,一昔前に
流行った吉永小百合ポスターのDiscover Japanの気分です。

1日目、
新幹線で新潟着後、先ずは村上市を訪れました。
新潟市から約50K、県の北端に位置し日本海自動車道で約40分。
村上市は県面積の9.3%、人口6万6千人の都市ですが、飯豊朝日山系からの日本海に注ぐ三面川流域
の豊富な水量に恵まれた肥沃の農業地域を抱えています。
戦国時代は本庄氏、色部氏が支配し、江戸時代に入っても支配者が変遷が激しいのは豊かな米どころ
ゆえに豪族が争ったのでしょう。

名物は米に飲む酒、魚の鮭、いづれも天下いっぴんです。
市内の三面川で獲れる鮭、それも10〜11月の限られた時期に川を遡る鮭料理の味は天下の逸品で
全国の食通の憧れで、今年も市内の割烹には既に予約が入っているそうです。

観光名所の藩主・若林家の軒先に吊るされたこんがり色づいた干し鮭はウイスキーのオンザ・ロックで、
そして旬の鮭は地酒で味わいたいと思いました。

      

そして次は新発田市です。
村上市から新潟市に戻るほぼ中程に新発田市が位置します。
人口10万6千人で新潟県では6番目。
江戸時代には10万石の城下町で武家屋敷が多数残っており、観光名所の一つ足軽長屋を訪れました。

また、新発田といえば,かの赤穂義士「堀部安兵衛」の出身地です。
新発田藩士・中山弥次右衛門の息子として生まれた安兵衛が父の失火による家名断絶後,
単身紆余曲折を経て堀部弥兵衛の養子となり,生涯を閉じるまでの半生は池波作品「堀部安兵衛」
にも大きく採り上げられています
京都での大石内蔵助との出会い,有名な高田馬場の決闘,吉良家への討ち入り等々,池波の描く
中山安兵衛=堀部安兵衛は,人間の弱さと強さ,人生の不思議・・・等々様々を体現。
新発田城内には平成16年に復元された三層櫓・辰巳櫓と堀部安兵衛の銅像があります。

 
  

 

新潟市内に宿泊し翌日フエリーへ両津に渡り2日目、先ずは観光名所の相川の金山跡です。

金山の坑内を一巡するコースの最後に手の入る穴をあけたプラスチックのケース内に、どでかい金塊
ブロックが収まり、力自慢の方は掴んでごらんなさい、というコーナーがあります。

先ずは私、続いて家内も金塊に挑戦。     日本海に沈む雄大な夕日をホテルの眼下
そうは簡単には行きません。         に眺め,今宵の夕膳が楽しみです。                       
 

そして3日目。
佐渡には観光地が盛り沢山、足は観光タクシーを利用しました。
運転兼ガイド氏はユーモアたっぷりの名ガイド。
相川を出発、1,2か所を経た後、小木港に近い宿根木に立寄りました。
当地はかっては佐渡の拠点で船大工の集落があり今も民宿などに活用されています。

面白いのは船大工が作った家はへ先が尖った船のかたち、そしてその一角に江戸時代の
蘭学者・柴田収蔵の生家がありました。
 

島内には京都、奈良、鎌倉の観光寺と比較しても遜色のないお寺が数多くあります。
この中から蓮華峰寺、妙宣寺、根本寺等々数か所に立寄りました。
殆どの寺が拝観料を取らず境内に立ち入ること出来る上、手入れの良さには敬服しました。
本土の拝観料で実入りの良い観光寺は大いに反省すべきです。
  
  付記:  
  9月21日、大型台風15号が午後に関東地方を襲うという状況にもかかわらず、久々に
  友人夫妻との昼食のため上京、その席上で佐渡のお寺のことを話したところ、友人
  いわく、甘いなあ、その裏は次の通りだよと教えられました。

  新潟、富山、山形の一帯は昔からのお寺の力が根強く、お布施の相場は相当に高価で
  また奉仕を美徳とする教えにより、建物や庭の手入れはその道のプロがいるのだよ、
  なるほど、と納得した次第です。



        周遊の最後は朱鷺の森公園です。
        昨今の最大の目玉は朱鷺、園内飼育の朱鷺はゲージに収まり
        遠くに見ることが出来ました。
        

最後に佐渡のお国自慢は多くの知名人を輩出していることで、その中から近〜現世代の記録される
幾人かを上げてみます。

益田孝(三井物産創設)、北一輝(思想家)、有田八郎(政治家)、北ヤ吉(思想家、北一輝の弟)
本間雅晴(軍人、太平洋戦争フイリッピン司令官)、宮田亮平(美術家、東京芸大学長)、

以上が今回のDiscover Japanの収穫でした。

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