しかし、冷静に視点を広く実情を俯瞰すると、かつての特需に匹敵するような「神風」が
再び吹くであろうか?
長期に及ぶ災害余波の電力不足は生産に支障を来し、逆に、背に腹は代えられぬ生産の海外
シフトは急速に進まざるを得まい。

少子化の時代に鞭打つような今回の大量の人災で、災害復興に必要な労働力不足を地域内で補い
得るであろうか?では、他の地区からそれを補完する手だてはあるであろうか?

復興は長期にわたり厳しい職場環境に耐えることが不可欠となるが、飽食・物余りの時代に育った若者に、
戦中戦後を通じて培われた自らは体験したことのないかつての耐乏、勤勉、滅私奉公が甦るであろうか?

津波の濁流に全てを流されて故郷という生存拠点を失い一時他県に避難している人々の中からはたして
何人がUターンできるであろうか?

原発事故による放射線量の被害は安全基準が緩和されない限り緊急避難先から帰宅ができない。
半減期が何十年と長いものも流出・拡散しているので成り行きが読み難い。

ものとカネによる新市町村の再生計画ならば時間をかければ形は出来るが、人と心と生活が一体となった
復興まち創りは容易ではない。いつ吹くか判らない「神風」を頼るわけにも行くまい。

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