寅エイト 第111回 

日  :2010年4月22日 :
講師:大塚勘治君 (7組)
首題:内外ミステリの歴史
総勢:約25名

第120回 江戸川柳で日本史を詠む、前半の頁へ戻る


今回の講師の大塚君は、ペンネームの
仁賀克雄(じんがかつお)*として知られる海外ミステリ小説の
翻訳家として著名な存在であり、特に切り裂きジャックの研究者として日本の第一人者である。
     *そのうちに名前の雄を翁に改め、仁賀克翁と改名するそうですが。

話の前半はミステリー小説とはいかなるものかという説明から始まり、エドガー・ランポを元祖とする内外の
ミステリ小説の歴史について語り、我々が馴染の作家の名前や作品が次々と登場し面白かった。
どんな話が出たのかは下段の講師が呉れた下記に掲載する「内外ミステリの歴史」をご覧ください。

後半は自己紹介に首題を置き、彼がミステリ小説に憑かれた過程として、一浪後早稲田に入学後まもなく、
ミステリ・クラブを創設し、クラブ顧問として江戸川乱歩に就任を願い、当時乱歩は怪人20面相などの作家として、
また推理小説雑誌「宝石」の編集長としてその力は絶大で、乱歩の名前を出せば当時の著名な作家も
一目を置くまでにクラブを成長させた。
クラブには後に名を成す素質を持った様々も仲間も増え、ハードボイルドで名を成す大藪晴彦もその一人である。

彼の作品はこれまでの著作は94冊に達しているが、彼は翻訳業が専業ではありません。
早稲田を卒業後、北スマトラ石油、アラビア石油に在籍、その間、両社の創成期の現地の苦労も体験し、
2002年に引退するまで勤め上げた二足のわらじのエースなのです。

また彼が翻訳一本に絞ったのは下記の経験からではないか、とのことでした
すなわち、アラビア石油の現地経験をもとに「スインクス作戦」と題する自作の推理小説を書き、
その年の徳間文庫の懸賞募集に応募したところ、膨大な数の中から優秀候補3本中の1本に絞られた。
なぜ選ばれたのかというと、多分その直後にエジプトのサダト大統領が暗殺されるという事件が突発し、
偶然にもストリーが繋がったとのではないか、とのことであるが、残念ながら次点で終わった。
副賞として盛り沢山の授かったが、その時に選考者の一人から言われたのは、「あなたはこの作品と
同程度のものを今後15作を書けますか?」と問われ、作家となる才能に限界を感じたのが理由ではないか
とのことである。

最後に自分の好きなことをやらせて頂き、実に楽しい人生であった、と言われました。



        



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