丑寅エイト 第96回

題名   東海道・自転車の旅
講師   瓦井(タガイ)稔 (8組) 
開催日  2009.02.26
総員   約20名


瓦井君は大の自転車フアン。
彼曰く、自転車の魅力は天気さえ良ければ時間を気にせず、車では通れない狭い道でも
気軽に通れ、止りたいところではすぐにも止れ、花の香り、青葉、若葉、紅葉、春の風、
寒い風と一年中季節を感じることが出来ることです。
また健康の維持、目の保養等メリットは沢山あります。

昨年の年間走行距離は約1,550km。
3年前より漠然と自転車で京都へ行ってみたいと思いつつも、「もう年なので遠くまで無理を
しない方が良い、途中で怪我でもしたら、また松尾芭蕉の俳句のように「旅に病んで夢は
枯野をかけめぐる」にでもなったらと、自分自身に言い聞かせ逸る気持ちを抑えていました。
しかし70才になり体力的にも今がチャンス、この機会を逃したら一生涯の後悔と念じ、遂に
決行を決意し計画に入りました。

道中のコース、日程、安全、宿泊等色々とありますが、最大の難関は天下の剣の箱根と
鈴鹿越えでした。
なんとか楽に越える方法はないかと、いろいろ考えた末の結論が一番単純な事で、それは
自転車に乗らず押して登れば良し、ということで不安が解消、善は急げと9月27日午前8時に
逗子の自宅を意気揚々と出発しました。

余談になりますが、出発時刻を8時に決めたのは、横高8期8組、生年月日も8日が付き、
彼は8という文字が末広がりで大好きで、道中の宿の出発時刻もすべて8時に決めたそうです。

以下長くなるので要点を書きましょう。

最大の難関である箱根の登りをクリアーし、残りは三島への国道1号線の下り道を快適に走る途中、
突然前輪がパンク、それが通常のパンクではなく、いわゆるバーストといってタイヤ、チューブも裂け、
フレームも加熱するという高速道路の自動車並みの危険なパンクだったそうです。
原因は長い下りの連続のブレーキの掛け過ぎで自転車にも思わぬ落とし穴が潜んでいることを
知らされたそうです。
そして三島までの長い道程を自転車を引きずり辿り着き、市内の自転車屋で修理を済まし1日目は三島
に宿泊、2日目の朝、午前8時出発にて先へと向かいました。
    
そのあと、新旧東海道を通り2日目静岡へ、3日目掛川へ、4日目豊橋へと進みます。
このあたりまで来ると、人間の身体は不思議なもので、長時間自転車に乗っていると、自分の身体が
無意識の中に一番楽な乗り方を覚え、ペダルを漕いでいてもそれ程の疲れも感じなくなるそうです。

5日目は名古屋へ、6日目は亀山に宿泊し草津への向かう道程の途中に関宿で有名な関を抜けます。
関は江戸時代の軒並みが見事に再現されており、しかも各お店屋は現役、そこには生活臭すらも感じられます。
通りからは車は締め出され、昨今日本国内にはこの種の再現風景が各所に見られますが、この地が
No.1との印象が残りました。

7日目は第二の難所の鈴鹿峠越えです。
車の交通量が多く、天候は雨。雨カッパを着てひたすらにペダルを漕ぎ草津へと向かいます。

そして最終8日目は草津から京都へ。
三条大橋は感激し自転車を降りてゆっくりと渡ったそうです。

8日間、走行距離は542k、費用は約11万円、遂にやり遂げました。
率直なところ、今回の成功は一人旅がその一因かも知れないと加え、私にもその気持ちは分ります。
そして長い道程を世話になった自転車は京都で処分し帰路は新幹線で戻ったそうです。

彼の話をかなり端折って書いたので、ミスがあればお許し下さい。
また実のある内容は彼に直接お尋ね下さい。

   
  
    

ーーーーーーーーーーーーーー以下は今回のレジメですーーーーーーーーーーーーーーー



 

                  道中のスナップ写真より

横八Hpのトップへ戻る
丑寅エイトの一覧へ戻る

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
              
丑寅エイトの今年の企画について 
                                     安藤 浩

今年の計画として講義に交え時には気分を新たに次のプランを企画中でありご期待下さい。

    その1.春のシーズンに伊藤博文記念館(野島)、野口英世記念館(富岡、長浜)の見学
    その2.6月金沢海岸のあさり狩り
    その3.秋に城ケ島にて八田羽栄一君(7組)を講師に自然植物観賞会

                                            以上