横八会員投稿 No.241

題目 歴史探訪 市長の人数?
投稿 伊藤 博 (7組)
掲載 2008.04.03


歴史探訪 
市長の人数?

年創立100周年を迎える我が母校は、1007年に市制100周年の横須賀市と
誕生を奇しくもほぼ同じくする。

それを記念して発刊された「横須賀市記念カレンダー」に、当時の様子を伝える「横浜貿易新報」
(明治40年[1907]2月15日、4月28日版)を出典として書かれた横須賀市誕生・秘史が掲載されている。
それによると、その時市長は7人だった(?)との珍しい紹介がある。

その経緯は、明治40年横須賀市制施行後、初の市会(仮議長・小泉又次郎)において「名誉職参事会員」を6名選出。
(満30歳以上の選挙有権者から市会が選挙。任期4年、2年毎に半数改選)。
これに市長、助役を加えた「市参事会」(行政事務を統括する執行機関)が設置された。
市長はその代表に過ぎず、職務権限も現在とは大きく違っていたようである。

その後、明治44年の市制改正により「市参事会」は執行機関としての性格を失い、市会の権限の一部を代行し、
議案先議を行う副議決機関となった。
そのご幾多の変遷を経て、戦後の地方自治法が制定されるまで続き、新制度の制定に伴い廃止されたが、
その理念は新たな「常任委員会制度」に引き継がれた、と記載されている。

これまでに耳にしたことなかった郷土の史実の一つであろう。

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