丑寅エイト No.76

講師   山口明雄 (7組)
タイトル 素人のオペラ観賞
開催   2007年6月27日(水)
総員   二十数名


 

    

彼がオペラを愛するきっかけとなったのは、昔ある年寄りと知合い、その老人宅へ招かれた。
老人は一人暮らし、杯を傾けながらCDでオペラを聴くことをこよなく愛し、彼はその心境に心を打たれ、
以来オペラにのめり込むようになったようだ。

そして10年前に横須賀芸術劇場の会員となりオペラを愛する心はますます旺盛で、その道にはどうも
疎い横八仲間としては羨ましい思いで彼の講義を傾聴した。

今回のレジメを下に掲載しますが、彼の講義の中で私の記憶に残る数点を以下に記載します。
 
 1.オペラとは音楽で作られた演劇である。
 2.オペラ独特の歌唱法は子音を発声せず母音を強制して歌う。だから劇場全体に響き通るのだ。
 3.オペラの公演はオーケストラ、ソリスト、合唱、バレエ、大小道具、等の構成されるため、1公演
   3000〜4000万円の膨大なる費用を要するため、必然的に4〜5万という入場料になってしまう。
 4.オペラはヨーロッパでは宗教的にプロテスタントよりもカトリック教徒の多い国や地域で盛んな
   ようである。
 5.オペラの歴史的に見た変化は1600年代は王侯貴族のため、1700年代は王権の賛美、
   1800年代に入るとフランス革命の強い影響を受けている。
 6.オペラの種類として
    * オペレッタはオペラ劇場ではやらない。
    * オペラとミュージカルとの大きな違いは、オペラはマイクを使わないため歌手は客席側に向かい
      発声を原則とし、一方、後者はマイクを使うため姿勢に自由度が高い。
 7.オペラの楽しみ方として
    * オペラを聴く前は事前勉強が必要だ。
      いきなり聴いたのでは言葉は言うまでも無く、内容もさっぱり判らない。
    * 予め勘所の曲を覚えておくとより楽しめる。
 8.小澤征璽はタンホーザー等の大曲を楽譜無しに演奏する記憶力は凄い。
   彼は毎朝3時間の練習を欠かさないようで、やはり世界的に秀でる人物は並ではない。
 9.日本のお経の合唱DVD「憧憬」が披露され、グレゴリオ聖歌とが良く似ていることも示された。

それからオペラの中で最も有名で誰もが知っている下記の曲の冒頭部分を観賞した。
   いずれもヴエルデー作品より
      @  リゴレットより「女心の歌」
      A 椿姫より「ヴイオレッタの歌」
      B 同じく椿姫の中から「乾杯の歌」
そして難曲中の難曲、日本人で歌える歌手はまずいないといわれるマリアカラスが歌う歌劇ベッリーニ作曲の
「ノルマ」の観賞。マリアカラスの発声は頭声(ズゴエ)といわれ、日本では美空ひばりが同じだと言われている。

休憩後の後半はイタリアのベローナで催された雄大なオペラ曲として君臨するヴエルデー作の「アイーダ」を
NHKの中継録画の後半の45分の部分を観賞しました。

                      以下今回のレジメです
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