横八会員寄稿 No.108

題名  東戸塚の平成新山
寄稿  近藤礼三 (6組)
掲載  20060308 

横浜バイパスの新保土ヶ谷ICから戸塚料金所に向かう途中、横浜カントリー入口ICを過ぎた直後の
左手に、堆く高いごみの山に気付いている方も多いと思います。
この一帯は横浜市保土ヶ谷区と戸塚区の境界付近で僅かに戸塚区側、またJRの保土ヶ谷駅と
東戸塚駅の間のトンネルの真上でもあり、交通不便な横浜西部のチベット地帯です。

我が家から2キロ、先日、デジカメをポケットに、柵が無いのを幸いに頂上まで登頂、
持参の登山用の高度計で高度を計ると、海抜110m、多分この付近の最高峰でしょう。

この場所は元々は横浜バイパスに沿った山林地帯の窪地でした。
ところが昭和時代の末期頃から業者がごみの最終処理場として堆積を始め、平成の活気と共に、
ごみ焼却の煙を辺りに漂わせつつ、造山活動は活発化し山の高さは増え続け、将に平成新山の
誕生を思わせました。

平成10年頃までは、業者は堆積したごみの法面に土砂を被せ、臭気を押さえたり表面に草木を植える
など最少の景観配慮の処置はしていましたが、次第に活気を失いつつある様子が感じられ、ごみ処理も
場所的にそろそろ限度ではないかと思われる頃、ごみ山の頂にブルドーザーを置き去りにしドロン。
数年前、本件が新聞記事になったこともありましたが、最近は付近の住民の関心も薄れ、以降そのままの
状態が5年以上も続いています。

さて、我が探索の結果は次の通りです。
ガス検知器が合計6台程度設置され、それなりのガス発生の警戒はされているようですが、大雨による
崩壊の対策はゼロ、また東側斜面は60度の傾斜で高さ約40mの断崖で滑落したら山岳事故同然です。

私はこのままでは危険と管轄の戸塚区役所には危険を知らせる投稿をしましたが、一ヶ月経過後も
返事はありません。
さて今後はどうなるのでしょうか。
先ずはデジカメ写真をご覧下さい。



 

 

  


  
ごみ山の頂、東側。立っているのはガス検知器でしょう。
  ここからは東戸塚駅前の高層アパート群が見渡せますが、目の下の斜度60度、
  高さ40mの断崖は、学生時代に山岳部に在籍した私でも足が竦みます。

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