横八会員投稿 No.598

ウノ目タカの目

              富山の友人へ北陸新幹線の開通を祝す

その T

諸兄様

念願の北陸新幹線の開通を心よりお喜び申し上げます。

富山・金沢が何と日帰り圏内になったとは! 首都圏の文化の水平展開が加速する中で大切なことは、
地方が他には無い独自の文化(コア)失わないことでしょう。

古都・金沢が一段と脚光を浴びていますが、富山にもそれに劣らぬ素晴らしいものが多々あることをPRするチャンスでしょう。
それは決して金沢の延長(支藩)ではないはずです。

交通手段の発達によりどこの駅前や繁華街も同じ外観になって、旅情を全く実感できなくなっています。
「地方創世」を真剣に取り組むのなら、その点を衆知を集めて100年の大計で模索し構築すべきでしょう。

人の移動のスピードが高まるにつれて、付随的に良いも悪いも含めて無郷土化の流れが加速され、地方の固有文化が駆逐されます。
TV
の普及により若者から方言が消え、全国が流暢な共通語(標準語)になったのは典型的なその事例でしょう。

新幹線の開通は経済発展の起爆剤になりますが、逆に首都圏へ流出する若者が増える弊害を如何にくい止めるかも、
祝ムードの陰にある愁眉の課題といえるのかもしれません。

新幹線が過疎化を促進する愚を何としても避けなければならないでしょう。

その U (追伸)

諸兄様

本日、在京の富山の方々の会にて、新幹線開通の喜びを報道した北日本新聞の特集を拝見し大慶に存じます。

全紙をこの関連記事でうめつくし、見出しもスポーツ紙のような異常に大きな字体。東京発下りの第2番列車の一車両を、
東京富山県人会有志100名で満席にして、楽しそうに歓談している車窓の大きな寫眞が目を引きます。
富山県開闢以来の喜びのお祭りムードがひしひしと伝わってきます。県を代表する北日本新聞の発行部数は約15万部と聴きましたが、
たちまち売り切れたそうです。

そこで、富山と接する信州や金沢の富山の認識は、これとは多少の温度差があるようです。加えて、その他県外の人の反応をはじめ
マスメディアの報道もほとんど金沢指向ですので、富山はあたかも停車駅・通過駅の一つとしか意識されていないようにも見えます。

新高岡駅に至っては、ロケーションが高岡の中心部から外れ、高岡の多々ある見るべきものへのアクセスに難があるようですし、
停車する列車も限定され、総合すると新幹線の両駅駅を結んで富山を総覧する構図になり難い課題を抱えてスターとしたような感じです。

北日本新聞の今回の「類をみない」程の喜びの報道に相応しく、具体的な実績でこれに応えることこそが富山の更なる発展の鍵でしょう。
北陸は金沢がメインで富山は従、を逆転させることはなかなか一筋縄では行かないでしょうが、意識と発想の転換に努力を要するでしょう。

万葉以来から刻む長い歴史、文化と伝統産業、豊富でキトキトの海の幸、大自然にめぐまれ、住みたい県投票の第1位。山紫水明で四季の明確な、
教育県の将来に寄せる期待は大きなものがあります。

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