丑寅エイト No.171

講師:伊藤 誠(2組)
開催:2015年2月26日
演題:ヨーロッパ一人歩き

 

               
  

伊藤君は丑寅エイトに初登場、海外在住が長いため、自分に会うのは卒業以来という仲間も多いのでと、先ずは以下の
自己紹介からスタートした。

横高時代はバスケットに熱中、横浜市大卒、大同通商(株)に就職、北米駐在を命じられ在米7年、その後ヨーロッパに
移り、オランダ・アムステルダムに事務所を構え1年間にわたりヨーロッパの各地を転在した。
その後、国内に戻り60代で一旦会社を離れたが、その後ラブコールが掛かり、大阪に5年程滞在し、72歳で現役を引退、
現在藤沢に住んでいます。

という職歴で、我が横八仲間での海外歴の長いベストナイン、そして個人業以外では現役キャリアー歴最長でしょう。
今回は豊富な海外経験の中から、ヨーロッパの各地を転在した1980年の頃の各国で接した貴重な印象を語ってくれた。

話題は豊富でレジュメなし、全ては口語りのため、我がメモと記憶に頼り要点を以下に記載します。

先ずはオランダから
 ・なぜオランダ・アムステルダムにベースを構えたのか、横河電機との関連。
 ・オランダは運搬・輸送に秀でた国である。
 ・スキポール空港の素晴らしさ。
 ・一方、ゴッホ、エルブラントに代表される文化の国でもある。
 ・Dutch Accountという言葉があるように、金銭に関してはシブチンの国でもある。
 ・人口僅か800万人の国で世界をまたにかけ仕事をしているのであるから、個人能力が高い。
 ・事務所からネットで世界各国のホテル予約が出来てしまうようにアクションが速い国である。
 ・アムステルダム駅は東京駅のモデルである。
 ・食べ物はなんて言っても生のニシンがぴか一、ビールとの相性がなんとも言えない。
 ・ビールではアルコールが弱くて酔わない時には、日本の焼酎に似た”ジネマ”。これがまたうまい。
 ・駅裏には売春宿が堂々と営業している。Sexに関する考え方が日本とは異なっているようだ。
  例えば、Officeの従業員夫婦で奥さんが今晩は出来ないからあそこで済ませて来てね、と亭主に当たり前のように
  言うのは日本では考えられないことです。
  
次はイギリス
 ・正式国名はThe United Kingdom of Great Britainというそうです。
 ・ロンドンの地下鉄はその名の通り、”tube”そのもので地下深いのでびっくり、
  1920年にこんな凄いものを出来たなんて、東京は遅れているなあ、と思った。
 ・公共施設や様々な建物が立派である。こんな質素な国土でよくぞ造り上げたと感心した。
 ・諸植民地のなかで、インドはイギリスに対しあまり怨みを抱いていないようだ。
  それはイギリスがインド人の上層階級を育て、後を託す政策のためのようだ。
 ・古い物を大切に残す考え方には教えられるものが多い。
 ・民家に泊まった時、主人自らのMorning Teaのサービスには大感激した。
 ・食べ物は実に質素である。
 ・あるイギリス人いわく、日本人が物作りの才、イギリス人のTrade(貿易)の才をさらに活用
  すれば両国は再び世界のChampionになれる。

フランス
 ・フランス人は自国語には、とにかくフプライドを持っていると感じた。
  シャンゼリーゼの並みのレストランでさえ、フランス語以外のメニューが無いことが多い。。
  高級レストランでフランス語→ドイツ語→イタリア語→英語の順でメニューがやっと現れた。
 ・パリでなにかの催しにぶつかりホテル探しに難儀したりで印象はイマイチである。

ベルギー
 ・フランス語、オランダ語を自然に使い分けている。
 ・鉄砲が好きなある友人に郊外の猟場に連れて行ってもらった。
  ビート畑には雉などの獲物、狩り場のクラブは捕った獲物を共同で販売運営する優雅な生活である。
 ・税金は高く物価も高い。
  しかし福祉の良い国は、薄利ギリギリで安売商売よりも、お互いが適度の利益で生活をする
  のが人間社会ではないでしょうか。
 ・北部地方は一般に生活が貧しいが3月から4月にかけて、この地方の海岸で大量に採れる小粒の
  ムール貝と白ワインの相性は最高である。
 ・小国はやはり商売がうまいと感じた。

スイス
 ・永世中立国ながら、国民皆兵、自分の国は自分達で守るという理念が根付いており、新築には
  シェルターの設置が義務付けられている。
 ・言葉を学ぶことは生活に直結、外国語の習得にはそれなりに投資している。
 ・フランス圏ながらモンブランに立ち寄った時、氷河が動いているという自然の営みに感激した。
 ・スイスの代表的な食事はポンジュ、でも別にうまいとは思わなかった。

イタリー
 ・イタリア語は日本語によく似てタチツテトがある。
 ・買い物でおつりは寄こさないことがあり要注意、おつりがないように買い物をするのがコツである。
 ・イタリアにはイタリアのラテン文化があると感じた。

ドイツ
 ・ドイツがまだ東西に分かれていた時である。東西の壁近くには犠牲者の碑があり、検問所を越える
  時は、バスの車体の下まで鏡でチェックする厳重さが印象に残る。
 ・しかし、両国は分かれていてもドイツ民族はひとつであるという気持ちが伝わって来た。
 ・ドイツの食べ物の思い出は、豚のスネ肉とウサギ料理である。

という諸国めぐりでまだまだ続きはありそうですが、ここで石川勝之助君より次の質問がありました。
質問:「隣国同士の武力の争いは、今、世界の各地で起きているのに、ヨーロッパ諸国ではなんで
    無いのでしょうか」

残念ながら、解答の時間はなく今回は幕切れとなりましたが、横八諸氏の皆さんの御意見をチャットに
述べて頂ければ、これぞ横八!というところです。

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